マルです。
2018年7月頃からトラーオートETFを少しさわってみています。
金利調整額・貸株料調整額と分配金相当額の付与タイミングについて勘違いしていたことがわかったのでメモしておきます。
取引報告書兼残高報告書に、約定照会には無かったマイナスの金額を発見
2019年3月の取引報告書兼残高報告書を出力したところ、3月31日付けで金利調整額の欄に合計−5000円ほどの金額が載っていました。
毎週トラーオートETFの管理画面から約定照会を確認していましたが、その週にそんな大きなマイナス額はなかったので、アレ?と思いました。
インヴァスト証券のQAに金利調整額・貸株料調整額の付与タイミングの記載ありました
調べたところ、インヴァスト証券のQAにしっかり載っていました。
また、下記のタイミングで実現損益として証拠金預託額より差し引かれます。
インヴァスト証券
決済時
四半期3・6・9・12月の最終取引日(金利実現日)
毎日発生しているはずの金利調整額は、実現損益には毎日はカウントされていなかったので、決済するタイミングで実現損益になるものだと思い込んでいました。きちんと確認しないとダメですね…。
正確には、
- 毎日発生している金利調整額は、毎日評価損益に反映されている
- 四半期末のタイミングで評価損益⇨実現損益へ確定される
- 四半期末以降の金利調整額はまた毎日評価損益に反映されていく
- 決済時に四半期末〜決済時までの評価損益が実現損益に確定される
ということになりますね。
四半期ごとに確定するとのことなので、2018年12月の取引報告書兼残高報告書も確認しました。やはり金利調整額が証拠金預託額から引かれていました。12月のタイミングでも見ていたはずなのですが、気づけていなかったようです。
分配金相当額はいつ付与されていたのか?
分配金相当額は、2018年12月の取引報告書兼残高報告書に付与されていた記録がありました。これは、分配があったタイミングで都度付与されて証拠金預託額に反映されるのですね。
約定照会の期間損益と実際の期間損益は一致しなくなります
今週の決済分です。2つとも金利等は「−161円」になっていますが、12月と3月に実現損益として確定した分「-141円×2つ」があるため、約定日時のタイミングでは、実際には「−20円×2つ」しか引かれていませんでした。分配相当額も12月に実現損益として確定している金額です。
トライオートETFの管理画面から見る期間損益の合計としては、
606円+12円-322円=296円
となっていますが、正確に「今週の」損益と考えると、
606円-40円=566円
となります。約定照会では注文ごとにそれぞれの項目の合計額が表示されている、ということですね。
何となく期間損益はその期間に実際に実現した金額のイメージでいたので、ちょっと違っていましたね。できれは、この画面で実際の実現損益の金額もわかるとうれしいなぁ、とも思いつつ。表示されている金額の意味を知ることができたので、今度からは、正しく数字を見ることができます。